シュッテは、生産性の高い多軸自動盤の広範な製品プログラムを提供しています。これらの自動盤では、ワーク作成のための多様な製造ステップが高度な方法で並行して進行します。
製造プロセスは複数の加工スピンドルに分配されます。スピンドルドラムに配置された加工スピンドルは、スピンドルドラムのサイクルによって、順に配置された加工ステーションに導かれます。例えば、6 軸の機械の場合は 6 つの加工ステーションです。適切なスライドユニットの使用によって、各加工ステーションでは通常 2 個のツールが同時にワークを加工します。6 軸機の例では常に 12 個のツールが使用され、これらがワークを段階的に完成させていくことになります。多軸自動盤の生産性はスピンドルの数や使用事例によって異なりますが、単軸自動盤よりもおよそ 5 ~ 7 倍高くなっています。
シュッテは、ターニング加工部品「1 個」の加工から、複雑で精密度の高いワークの作成に至るまで、あらゆる加工タスクのために、それぞれの要件を満たし、生産性が高く、経済的な製造ソリューションを提供しています。そのため当社の多軸自動盤は、自動車業界や装備品業界、一般的な機械工学、医療技術、油圧・空圧・電気コンポーネントの製造の要件をカバーしています。
多軸自動盤用のシュッテのソフトウェア SICS(Schütte Integrated Control System)は、機械の操作を容易にし、プロセスとサイクルタイムを最適化するための広範にわたるサポートを提供します。